【コメダ珈琲】“スタバ・ドトールに次ぐ” 年間売上430億円、実は積極的なM&Aで伸ばしていました…

日本一くつろげるカフェ モーニングではトーストとゆで玉子が無料で、1顧客あたりの座席空間はとにかく広く、ソファがふかふか。 一体このような価値提供を可能にしているものとは? コメダ珈琲の成長戦略を書いてみます。

この記事を監修した人:福住優(M&A情報館 代表取締役)

✔︎積極的なフランチャイズ展開で、安定した利益基盤の構築

・FCも郊外住宅立地をメインに出店し、駅や繁華街に出店する同業他社との差別化を実現 →都心部に比べ家賃も低く、FC店舗出店の負荷も最小化できる

★事業本体としても固定費を抑えることで、市場変化への適応体制を構築

✔︎豆の焙煎、コーヒー/パンの製造、不動産管理などFC本格化に向けて周辺領域をM&A

・コメダ珈琲としても2008年、国内投資ファンド、アドバンテッジ

・パートナーズに事業譲渡 →たった5年で500店舗に到達

・その後、韓国系投資ファンドMBKパートナーズに譲受され、東証一部上場

コメダ珈琲の競合優位性と、ファンドの運営体制の両輪で事業を加速 整理されたコスト構造と一連の提供プロセスでのシナジー設計から、圧倒的な付加価値を創出しているコメダHD 現在コメダHDは、各ブランドの合計店舗数を1,030店舗に伸ばし、毎年40店舗ほど増加させている。

今後の事業戦略として、M&Aの動きを活発化させていくのだろうか。 M&Aアドバイザーとしては注目したいところです。

参考資料

▼コメダHD|2024年2月期 通期連結決算説明資料

https://ssl4.eir-parts.net/doc/3543/ir_material_for_fiscal_ym/153737/00.pdf

▼コメダHD|統合報告書2024

https://komeda-holdings.co.jp/annual2024.pdf?_gl=1*pafcvo*_ga*MTcwNzM4MTc4My4xNzI2MDM1NTU3*_ga_3H82VJSPM6*MTcyNzg1NjYyNC42LjEuMTcyNzg1NjczMC4wLjAuMA..

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